ペンタゴン・ペーパーズ

スピルバーグの「ペンタゴン・ペーパーズ」を観た.

 

外交・軍事機密文書(についての記事)を公開するか否かの決定がドラマの中心であるというきわめて地味なテーマを扱っていながら,ちゃんと最後にはカタルシスを与えるのはさすが手練という感がある.ニクソン政権を扱うことでトランプ政権への批判を後押しするという背景は理解できるが,しかし直接比較できる対象としてはむしろ日本での現状がよりふさわしいようにも感じた.それにしても私が観たときの客層の平均年齢は60を超えていたと思う.私がたぶん一番若かった.それもなんだかなぁ.